23手目 ▲7三金
桂を跳ねて石田流に組みたいが、上手は金銀を盛り上がって、飛角を押さえ込む作戦。ここでぼんやり組んでいると何もできずに終わってしまう。

26手目 △6七銀
一旦、△7五歩と押さえられるが、▲9七角では△8五金とされる。

30手目 △7六歩打
これが好手。なんでもない手に見えるが、ここから優勢になる。

38手目 △同 角
角を切って駒損だが、上手は歩切れなので受けにくい。

39手目 ▲同 銀
角を取る前に△6九銀と打たれるかと思ったが、少し緩めてもらっているかも知れない。

42手目 △6三銀打
▲7一銀も考えたが△6三玉と頑張られると次に指す手が難しいと思った。飛車を成り込めば桂が取れそうなので十分と見た。

46手目 △6五歩
将来の不安材料になりそうな歩を取っておく。たった一枚の歩の拠点でつぶされてしまうこともよくあるので。

51手目 ▲8八角打
ここで上手が受けないのは「どうにでもしてくれ」ということらしい。

72手目 △3三龍
これが敗着。▲2五銀△同玉▲3三龍なら下手の勝ち。以下は△3三同角▲2五歩で玉がどう逃げても金打ちで詰み。対局中は△2五同玉に▲1六金で詰みという手が見えていなかった。

73手目 ▲同 玉
上手は▲2五銀か▲1五銀〜▲3三龍なら投了の予定だったが、先に龍を切ってしまったので「これやったらまだ頑張るでぇ」

77手目 ▲4一玉
いかにも危なそうな方へ逃げられて、下手は勝ちにくくなっている。△2二玉と逃げて▲3三銀成△同角▲3四桂〜▲3三金で勝てるという読みで竜を切ったが読み抜けだった。

89手目 ▲5二金打
ここで▲4四馬と引けないので苦しい。

108手目 △6五金
銀を取らずに▲9七桂の方が良かった。

120手目 △8六歩
△8六同馬と歩を取れば▲8四歩と打てる。

121手目 ▲7二歩打
これで上手の勝ちが確定。

127手目 ▲同 金
攻めが切れてしまうと、あとは攻められるだけなので、自陣は手付かずだが投了。